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本当の美しさを求めてーかぐや治療院

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軽度認知症

アメリカ・シカゴにあるラッシュ・アルツハイマー病センターのロバート・ウイルソン医師らは、誠実さはアルツハイマー病の保護因子であるとアメリカの精神医学雑誌の10月号に発表しました。

ウイルソン医師らのグループは、性格的に誠実さは死亡率や有病率に関係するとされてきましたが、アルツハイマー病との関係が不明でとして、聖職者研究の一環としてアメリカ全国の40グループから参加した認知症を認めないカトリック系の997人の高齢の修道女、聖職者、聖職につかない聖職者について2006年までの12年間、毎年追跡しました。

調査開始時に「目標達成に熱心に取り組む」「やることすべてに優秀さを追求する」「時間に間に合うよう、ペース配分をする」など誠実さを示す12の項目で自己採点しました。調査参加者が死亡した場合は、一定の神経病理的検査を行い、アミロイド、神経原繊維、レビー小体、慢性的な脳梗塞の状態を調べました。
アメリカ・シカゴにあるラッシュ・アルツハイマー病センターのロバート・ウイルソン医師らは、誠実さはアルツハイマー病の保護因子であるとアメリカの精神医学雑誌の10月号に発表しました。

ウイルソン医師らのグループは、性格的に誠実さは死亡率や有病率に関係するとされてきましたが、アルツハイマー病との関係が不明でとして、聖職者研究の一環としてアメリカ全国の40グループから参加した認知症を認めないカトリック系の997人の高齢の修道女、聖職者、聖職につかない聖職者について2006年までの12年間、毎年追跡しました。

調査開始時に「目標達成に熱心に取り組む」「やることすべてに優秀さを追求する」「時間に間に合うよう、ペース配分をする」など誠実さを示す12の項目で自己採点しました。調査参加者が死亡した場合は、一定の神経病理的検査を行い、アミロイド、神経原繊維、レビー小体、慢性的な脳梗塞の状態を調べました。
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脳の白質が活発に使われていると認知症になりにくいと言います。誠実な人は何事もよく考えながら行動を起こす結果認知症になりにくいと言えます。考えながらやるのでは無く慣れてしまうと脳の白質が活発に使われないことが分かっています。

追跡期間中に176人がアルツハイマー病を発病しました。アルツハイマー病を発病したグループと発病しなかったグループとを年齢、性別、教育歴を同じ条件で比較したところ、誠実さ評価が高い人は低い人と比べて89%アルツハイマー病の発病の危険性が低いことを認めました。誠実さは軽度認知障害の発症および認知機能の低下を少なくすることも認めました。

誠実さがアルツハイマー病の保護因子であるとする結果について、研究グループは、誠実な性格の人は、困難さへより弾力的によりよく対応する能力があり、人生にほどよく成功し、マイナスの人生経験と関係する慢性的な心理的ストレスがより少ない傾向が関係していると推測しています。

飲み物で認知症を予防?!

フランス・トルーズのCasselardit病院のSophie Gillette-Guyonnet医師らのグループは、ケイセキ(silica)が多い水を飲んでいる人ほど、認知機能が保たれていると報告しました。
この研究グループは、フランスの5つの地域に在住する75歳以上の女性7598人について1992年と1994年に調査対象とし、このうちの1地域の対象者1462人について7年にわたってアルツハイマー病の罹患率を調べ、飲み水の消費量とそこに含まれる、ケイセキ、カルシウム、アルミニウムの濃度および食物の消費量についても質問表で調べ、認知機能についても評価し、その後、老年科医と神経内科医が追跡しました。

その結果、ケイセキの濃度が低い飲み水を飲んでいることと認知機能が低くなることに相関があることを認め、ケイセキを多く含む水を飲むことで女性高齢者ではアルツハイマー病を発病する危険度を低めると結論づけています。
報告者はケイセキを含んだ飲み水でアルミニウムの体内あるいは脳内への蓄積を防いでいる可能性もあると推測していますが、詳しい研究が必要であるとも述べています。

果物・野菜ジュースはアルツハイマー病の発病を抑える?!

アメリカ・テネシー州にあるVanderbilt School of MedicineのQi Dai医師らは1週間に3回以上果物と野菜のジュースを飲む人は1週間に1回以下の人よりアルツハイマー病の発病を76%少なくなるという調査結果を、アメリカの医学雑誌2006年9月号で報告しました。

同医師らのグループは、1992年ワシントン州キング郡に在住の65歳以上で認知症のない日系アメリカ人1836人を対象とし、1589人から食事内容を自己報告で聞き、10年間追跡しました。
喫煙、教育程度、身体活動などを同じ条件にしてアルツハイマー病になった人とならなかった人とを比較したところ、果物や野菜のジュースを1週間に3回以上飲んでいる人は1週間に1回以下の人より76%アルツハイマー病になりにくいことを、1回または2回飲む人は16%なりにくいことも認めました。

また同研究ではアルツハイマー病のなりやすい因子とされるアポE4の遺伝子(アポE4は脂質と複合体を形成したリポ蛋白として存在)をもった人に対しても同じようにジュースで抑制効果があることも確認しています。

同医師らのグループは果物や野菜ジュースに含まれる抗酸化物質のひとつであるポリフェノールが脳を保護してアルツハイマー病などの認知症の抑制効果があるのではないかと述べていますが、アルツハイマー病と食事やサプリメントとの関係に関する研究結果には一致しない点もあり、アルツハイマー病のポリフェノールとの関係も今後の研究が必要としています。

お酒に弱いヒトはアルツハイマー病になりやすい?! 

日本医科大学の国立長寿医療研究センターのグループは2003年1月29日、お酒に弱い人がアルツハイマー病にかかりやすい原因を解明しました。
同グループの発表によると、アルコールの分解過程で働く酵素が脳に溜まる有害物質の解毒にも関わっているそうで、この酵素の働きが弱いと神経細胞が死滅しやすくなるのだとか。

体内でアルコール分解にかかわるアルデヒド脱水素酵素2。(アセトアルデヒドを分解する主要な酵素。日本人には酵素の働きが弱いひとが多く、少量の飲酒でフラッシング反応を起こし飲酒量が抑制される。)
この酵素の働きが弱いとアルツハイマー病になる危険性が高まるという疫学調査をもとに、酵素と細胞死の関係を調べました。
約2400人を対象に酵素の遺伝子タイプを分析した結果、酵素の働きが弱い人の場合、アルツハイマー病患者の脳に溜まる4ヒドロキシノネナールという有毒物質のもとになる過酸化物質が多いことが分かりました。
また、酵素が普通に働いている培養細胞にこの有毒物質を加えても大きな影響はありませんでしたが、酵素の働きが弱い人の場合には次々と細胞が死んでしまったのだそうです。

適量の飲酒とガーデニングは認知症の発症を少なくする?!

オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学脂質研究部のLeon A Simons医師らは、同州のDubboで地域住民を対象とした長期の疫学調査を行っています。

この調査の一環としてライフスタイルと認知症の発症の関係について調べました。
認知症の発症と飲酒、日常活動、呼吸機能、うつ状態などとの関係をみたところ、適量の飲酒をしている人の方が飲酒しない人より34%認知症が少なく、ガーデニングをしている人では36%発症が少ないことを認めました。

1日3杯のコーヒーが認知機能低下を防ぐ?!

オランダ国立公衆衛生環境研究所 のBoukje.van.Gelde氏らはコーヒーと認知機能の関係について疫学調査を行いました。コーヒーを飲む人の方が飲まない人より認知機能の低下が少ないという調査報告がヨーロッパ臨床栄養学雑誌の電子版8月16日に掲載されました。

調査はフィンランド、イタリア、オランダで1900年から1920年の間に生まれた676人の健康は男性を対象に10年間追跡し、MMSE(短期記憶や物忘れの程度をチェックするもの)で認知機能の変化を調べました。
その結果、コーヒーを飲む人はMMSEが平均1.2ポイント低下したのに対して、飲まない人は1.4ポイント低下しました。
また、コーヒーを1日3杯飲む人の低下が最も少なく0.6ポイントでした。
これは飲まない人と比べると4.3倍低下してないことになります。これはコーヒーに含まれるカフェインの作用によると同研究グループは推測しています。
なお、アメリカ全国コーヒー協会はこの調査結果について、効果はカフェインだけでなく、コーヒーに含まれるマグネシウムはポリフェノール酸も関与していると見解を述べ、またバランスのとれた食事をとりながら適量のコーヒーを飲むことを勧めています。

1日2杯の緑茶が驚くべき効果を発揮?!

東北大学医学部:社会医学講座公衆衛生学分野:栗山博士の研究グループが行った試験で、緑茶を1日2杯以上飲めば頭の冴えを保つ可能性があると発表しました。

栗山博士の試験では、1日2杯以上緑茶を飲むと、認知障害のリスクが最も低いことが分かっています。
1杯の緑茶を飲む回数が週3回以下の人と比較した場合、1日2杯以上緑茶を飲む人の場合、試験スコアで認知障害範囲である割合が54%低いという結果が出ています。


注意点
1、歩くスピードが遅く横断歩道が渡りきれない。80cm/秒(人に良く抜かれる)
 cf 横断歩道を渡りきる速度は100cm/秒
2、運動不足
3,高血圧
4、バランスの取れた食事


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